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負の掛け算と機械設計

 繁殖力旺盛な外来藻が琵琶湖南湖で繁殖し固有藻を駆逐しようとしている。外来藻を駆除し肥料にする事を検討している とのテレビニュースで思い出したのでここに記します。

 M市におけるやや古い情報です。
なお、この件については、私の自己解釈を多分に含んでいる可能性が多分にある事を最初におことわりします。

 M市では長年赤字経営の女子高校の運営が課題となっていました。そこへ、M市へ進出して間もない女子短大の撤退の話が持ち上がりました。
 
 結果、学校法人R舎が進出。元女子短大の校舎を使用し、男女共学の高校を設立、女子校の生徒を受け入れた のです。

 
 さてそこで、機械設計への応用です。女子高校の赤字運営と女子短大の撤退という負の出来事を掛け合わせ、両方の課題を解決し大きくプラスへ変換した。このできごとを機械設計にどう生かすかという問題です。

 ここでキーワード。「技術」「コスト」「生産能力」「操作性」等を使用し、
 たとえば、機械のバージョンアップ設計において

 1)技術的に課題を抱えており、生産コストが高い機械の新方式(学校法人R舎および市担当者)による解決策を作成 
 2)コスト的に課題を抱えており、生産能力アップで課題克服するための新生産方式に対応する機械を設計
 
 ※ 機械に負の要因があれば、他の負の要因を探し、その両方の課題解決策を作成する事が機械設計の仕事となる と考えます。



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