IRONCAD2013を使用して
※IRONCAD2013を使用して※
最近IRONCADを使用しての仕事を受注しました。
内容は2D図面から3Dモデルの作成です。その使い勝手についての感想を述べます。
作成した部品モデル数は約150、組立モデルは6個です。
モデル作成方法として、モデル作成スピード確保と今後のモデル修正の容易性確保のため、
極力「カタログ」からの基本立体を利用しました。
結果、
良い点:2011と比較して、2013は
・安定性アップ
1)動作がおかしいと感じての再起動の必要頻度が少なくなっている。
また、パソコン自身を再起動しなくても、IRONCAD自身を再起動すればよい。
(再起動の頻度は、Automech組込みの AutocadLT2011 と比較して
ほぼ同等か若干多いかな?という感じ)
2)モデルの旋回・移動・コピー において、寸法あるいは位置記入の際
一手間省くことができ、モデル作成のスピードアップが図られている。
3)その他 「3D PDF」の作成時間が短くなった。
悪い点:
・バグ?
1)作成したモデルを保存するトレイが固定されず、元のホルダーに戻すのが煩わしい。
作業ホルダー設定をしているにも関わらず、購入部品モデルのインポートをすると、
ファイルの保存先がインポートしたホルダーに変更される。
2)突然の異常終了が1回有り。
※1)「いつもと同じ動作をしてないな?!」と感じたら、保存および再起動
がポイントと思います。
※2)IRONCADは基本的に 構想設計からの3DCAD化 に適したCADと思います。
IRONCADの「3DCADとしての優れた点」は、構想設計からの3DCAD化、
構想設計からの3DCAD化(2) をご覧ください。